カテーテル工法

経年劣化した電柱の長寿命化

1) 経年劣化した既設電柱の全長を新品同等の強度に復元して長寿命化できます。

2) 簡便かつ短工期な補強工法
既設電柱の内面を高強度繊維シートと高強度モルタルで補強ができます。

3) 施工条件「特長」
 1 外部が劣化していても、内部に形成した柱状構造物で耐力を維持できます。
 2 掘削作業を伴わない施工。
 3 支柱の内面を高強度繊維シートだけで補強ができます。
 4 支柱の内部を高強度繊維シートと高強度モルタルで複合一体型の補強ができます。
 5 外部の障害物(配線等)を取り外す必要がありません。
 6 短工期施工ができます。

工法概要

本工法は、電柱の内壁面に合致させた筒状の高強度繊維シートに接着剤を染込まさせてから、電柱内に挿入し、予め繊維シートに内蔵させた内部風船(エアーバック)を膨張させて、電柱の内壁に貼り付けることにより、強化プラスチック層を形成します。つづいて、高強度繊維シート内に高強度モルタルを中間部まで充填し、電柱全体の補強を行う工法となります。