FRPシップ工法

FRPシップ工法とは

照明柱などの鋼管地際劣化を内部より、補修・補強し、強度向上・寿命延長をおこなう工法です。

工法特徴

1. 現状のままで地際をスポット補修するので高所作業や重機使用のない安全作業
2. 作業時間は2時間程度と短時間
3. 既設設備の撤去がなく、廃棄物処理や輸送が軽減されて環境に優しい
4. 建替え工事と比べ、経済的な施工が可能
(一日3本修理した場合、建替えた場合の30%程度のコスト)

(注1) 内径15㎝程度の標準的な場合
(注2) 鋼管柱の構造や施工環境等、お客様のご要望に応じて補強材料や施工方法を検討させていただきますのでご相談ください。
(注3) 鋼管柱の内部状況によっては施工できない場合もあります。

施工工程

  1. 事前準部 口蓋の取外し 内部状況確認(管内カメラ) 腐食部清掃、残留水の排水
  2. 補修用パックの繊維シートに接着剤を含浸
  3. 補修用パックの挿入(アウターチューブ回収)
  4. 繊維シートの圧着(エアー注入)
  5. 高強度モルタルの充填
  6. 開口蓋の復旧

建替え更新との比較

本工法により、掘削が不要りなり、照明柱の建替費用と比較し、30%程度まで低減が可能です。